クオキャリアの歩み
2006年に設立したクオキャリア。
その始まりから現在までの歩みを、新規事業を中心に紹介します。

















歯科業界での人材紹介ビジネスがうまくいかず、事業資金が底を尽きそうに。事業転換を決意し、求人広告サービスを開始したところ、予想以上の反響が。それを受け、業界初の新卒歯科衛生士向け求人情報誌『クオキャリア』を創刊。多くの歯科医院から好評を博す媒体となる。


知り合いの歯科医師から「歯科衛生士が採用できなくて困っている」という相談を受け、歯科業界向け人材紹介会社として設立。知り合いのつてでわずか3畳の物置スペースを間借りし、会社設立。代表中山1名でのスタートだった。

新卒採用が一段落する夏には全く売り上げが立たず、再び経営危機に。そんな中で生み出されたのが、年間を通して採用コンサルティングを提案する「年間ボリュームパック」。歯科医院のニーズとうまくマッチしたこの新しいビジネスモデルは、その後の強固な経営基盤となった。

歯科衛生士の自立したキャリア形成を支援するための授業コンテンツ。歯科業界の労働市場と就業環境を研究する専門のキャリアコンサルタントを、全国の歯科衛生士学校に派遣して授業を展開。

東日本大震災が発生し、営業活動がストップ。年間売上の3分の1を占める時期が迫っているタイミングでの出来事だった。そんな不遇の事態の中、内定が決まっていた新卒一期生4名が入社。いま企業として社会に貢献できること、会社の在り方を全社員があらためて考えるきっかけになった。
さらなる飛躍を見据え、西日本エリアへの市場開拓のために資金を投下し、大阪支社を開設。これにより事業は勢いに乗り、全国エリアへの開拓が活発化することに。ここから会社の規模拡大が進んでいく。
あるとき、歯科医院のお客様から「もっと歯科医師を採用できる方法はないかな?」という相談をいただき、新たな求人モデルを模索して生まれたのが『GRANDE』(当時『QD』)。また、一般向けのフリーペーパー『わかる!はじめての予防歯科』も創刊し、反響を得る。


経済的な支援が必要な歯科衛生士学生を対象に、返済不要の給付型奨学金制度を設立。すべて原資をクオキャリアの利益から充当して運営。採用事業の枠組みを超えた、新たな事業展開となった。
※現在は歯科医院からのご協力で事実上の寄付を原資の一部に組み込み、支給対象者枠を拡充。
歯科医院と歯科衛生士をマッチングするための合同説明会を初開催。競合企業も同様のイベントを開催する中、No.1の歯科衛生士動員数を達成。のちの歯科医師のための合同説明会「MEET UP」の開催にもつながる一大イベントの創始となった。

歯科衛生士向けの国家試験対策用スマホアプリ「過去問倶楽部」を開発。リリースとともにダウンロード数が急上昇。受験者のうち、2人に1人が利用する人気アプリに。また翌年、歯科医師向けバージョンも続けてリリース。同じく5割が利用するアプリに成長した。

ITオフショア開発事業などを手掛ける企業と連携し、ベトナム・ホーチミン市に初の海外オフィスを開設。優れたIT人材を有するベトナムをIT開発の一拠点とし、さらなる開発スピートの高速化と品質向上を図る。
